地域通貨Jマネーを使ったスチューデント・エコノミー構築事業
 講師・報告:コミレスネット代表・海山裕之氏
 地域通貨J(ジェイ)で「人・地域」のつながりをつくる

資料(PDF)

●発行方法
市民の寄付のお礼「市民が5,000円寄付→5,000Jもらう」しくみ。
三重銀行Jマネー定期預金10万円で100J(※利息を寄付する形)。
●受入先
四日市市及びその周辺74店舗で受入れ、方法はさまざまで個性的。
例:3,000円のうち100円分を100Jで支払う。
割合限定、売り値の半分をJでまかなうなどとはとんでもない。
税務署から「値引きとして扱ってほしい」とのこと。
●流通の現状
200万円の寄付があり、200万J流通しているが、Jをあまり見かけていない。
昨年は使えるところが少なかったので仕方がないが、インセンティブか何かが必要か。
高齢者に理解してもらいづらいが、定期預金は高齢者ばかりである。
●スチューデントエコノミー
フリーマーケットで何かするというのでなく、何かしら生産活動を行なう。
ビジネス体験のシミュレーションをして、まちづくりについて考える。
まとめるため、コーディネーターが各出展チームに1人ずつついてアドバイスを行なう。
カフェではすべてJで支払可能。Jマネーのない人が素通りしないよう、商店街の出入り口ブースで説明できる
収穫は若い人とのネットワークができることである。NPOは若い人(=やる気大)が少ない。年齢が高いかマニアック。
このつながりを深め広げるため、月1回ペースで開催したいと考えている。
そして農業関係とのつながり「農業はkeyとなる」を求めている。

質問・コメント
○いかに社会の中に浸透させるかがポイントであろう。
○金の感覚があるが、量でなく質をどう捉えるか。子供会が農業者の畑の草抜きをして、対価をJマネーで受け取る。しかし農業セクションはJをどこから手に入れるのか。
○組織的に援農が可能であるかどうか。Jを農業者が受け取ってその先どうなるか。
回答
◎浸透のため、「援農」が切り口であると考えている。イベントで高校生の販売する農産物をもらうだけでなく、農家の手伝いをするなど。行政の参画がなければ本格的な流通は無理であろうか。
質問・コメント
○生分解性プラスチックは、従来のものと比較して製作コストは倍かかる。利用増えれば単価が下がる。地域通貨と絡めて「埋立」という行政のコストを下げられないか考えている。
○新規就農者への援農で地域通貨を貸付の原資とできないか。
○発行形態は様々であろうか。また、流通しすぎるとJA等、金融機関が困らないであろうか。
回答
◎JAでは現在のところ、地域通貨は想定外である。
◎希望の流れ、受入先、窓口、道行きがはっきりしておれば良いと思う。こうした市民活動でまちが良くなっていってほしいと願っている。
◎農業の活性化につながるアクションとなってほしい。