特定農地貸付による市民農園
−農地を持たないNPO法人等の開設−

四日市農地活用協議会(矢島正浩代表)
 H16.1〜 下海老町の荒地4,882㎡(地図・黄ぬり)をメンバーで開墾、市民農園を開設
 H18.7  水道施設設置
 H19.1  区画がほぼ分譲済みとなり、夏期からの参加者のため、近隣で第2農園を構想
 H19.1.29 NPO法人化手続き開始
 H19.5下旬 特定農地貸付(別紙資料)による市民農園開設見込み

第2農園開設に向けて
 地元3農業委員に協力を仰ぎ候補地(地図・赤ぬり)を選出
 農業委員、矢島代表、市で現地調査
 地権者、隣地地権者と立会い

補助事業:優良農地復元化奨励金(5万円/10a)
     市民菜園整備事業費補助金(1/2)水道整備等

貸付規程(開設者⇔利用者)の作成
・農地の所在・地番・面積
・特定農地貸付を受ける者(利用者)の募集及び選考の方法
・農地の(利用者への)貸付期間その他の条件
・農地の適切な利用を確保するための方法    他

貸付協定(開設者⇔市)の作成
・特定貸付の用に供される農地の管理方法
・用水利用調整・地域と事業実施との調整
・事業取り消し後の適切な利用確保策
・事業実施報告
・違反時の措置    他

現農園 区画図
現農園 現在の状況・企画畑
地図
第2農園候補地
復元前
復元後

○田中主幹から資料4について制度説明、矢島四日市農地活用協議会代表から経過説明。

●矢島代表
 現農園の利用者の年齢構成は40代〜72歳。一人を除いてみな農業の初心者であった。あがたが丘をはじめ、近隣に住んでいる。
 現農園用地として、はじめに土地の提供を受けたときは、草で荒れ、土質は白くガチガチで、雨がふれば粘り乾けばカチカチで、まず鍬入れから難儀した。運営資金に限りがあり重機で改良するなどできず、たい肥は萩さんから好意でいただき、メンバーみんなで撒くなど、いろいろ苦労した。
 写真をご覧いただければ、当初を知る人はよくここまで来られた、と思っていただけるであろうし、本当によくここまできたと思う。仲間の努力には頭が下がる。
 今後、団塊世代の受け皿として対応できるように、第2農園開設の準備中であり、すでに利用したいという申し出がある。
 利用料は4,000円/坪・年である。本当は運営上、もう少し集めたいところである。
 理想は、団塊の世代とその子・孫との交流、農業とその喜びの伝承、共通の話題の提供などいろいろあり、これらは行政でもしている生きがいづくり、食育にもつながっていくものである。
 問題は、施設整備費用がかさむことである。水道敷設に対して補助金があるとはいえ、利用者の少なく運営費の確保できないうちから10万円以上の負担はきつい。でも利用しやすい農園を考えるなら、水道は必要である。
●中山課長
 近隣に住んでいるが、子とともに散歩コースの一つに矢島さんたちの畑の見学があり、作物の生長や実のなる様子を実際に子に教えるなど、勉強の場とさせていただいている。農園は「地域の資源」となっている。
●森川課長
 特区の全国展開を受けて、NPO法人や企業でも市民農園を開設できるようになった。今後は市民の手による市民農園が増え、それぞれのニーズに合った個性豊かなものにしていただければと思う。そうした市民のやる気ある活動に対して支援を行なっていきたい。