農地パトロールについて
−農業委員会・JA・市の連携−

17年度に同様に実施した農地パトロールを本年度も継続し、比較調査を行なった。
昨年のパトロール実施後、関係者の働きかけにより相当程度が改善された(優良化事例)。

日 時:H19.2.8(木)午前
出席者:農業委員、JA朝明・羽津支店の各理事・支店長、
    農委事務局・市 計11名
対象地:大字茂福、大字羽津、八田三丁目

農地パトロールの様子と車両
対象地図(旧富田山城線沿)

17年度実施分との比較(朝明H17年11月、羽津H18年2月)

総調査数
44筆
33,021㎡
 うち優良化事例
13筆
9,514㎡(28.8%)
   指摘事例
5筆
3,913㎡(11.9%)

18年度パトロール後の指導について(指摘事例)

土砂・アスファルト山積・重機 2筆
土砂山積 2筆
相当な荒地 1筆

  →農業委員・事務局、JAから働きかけ、すべて改善された。

優良化事例(朝明地区・一部)
平成17年11月
平成19年2月

朝明1
クレーン車両等2〜3台置かれていた

農業委員・事務局の再三の連絡・訪問により撤去

朝明2

パトロールを意識し、代かき

朝明5
地権者が亡くなり、夫人・子息は農業ができないので放置されていた

農業委員の依頼により、茂福のコメ生産者が耕作、水稲作付
指摘事例(指導済)(朝明地区・一部)
平成17年11月
平成19年2月

朝明3西側
農委事務局から資材等置かないよう指導し、地権者もそうしないと回答していた

18年秋頃から土砂等の搬入を開始
調査当日、農委事務局が地権者宅へ訪問し指導

2/14 事務局が現地を確認、一部が撤去
3/20 地権者から完全撤去報告。現地確認

○信藤農業委員会事務局副参事から資料5について説明。

●伊藤喜代士農業委員会副会長
 耕作放棄地は市内全域に及んでおり、アクション会議設立のきっかけともなった重大な問題である。特に今回調査を行なった旧富田山城優良道路沿いの農地の荒廃は、農振農用地であるにもかかわらず、目に余るものであった。これ以上荒らせば、不法投棄・違反転用に歯止めがきかなくなるという危機意識から、朝明・羽津の農業委員、JA理事及び支店長に声をかけ行政とともにパトロールを行なった。調査後、それぞれ協力・分担して地権者へ声をかけるなど対応を行なった。
 2年越しで行なっているこの調査であるが、当初は反応がなかったものの、今年になって自主的に耕起された田があるなど、成果がでてきた。
●森川課長
 農地パトロールに対して「よけいなことをしてくれる」といった地元からの批判があると聞く一方、耕作放棄地が復元されれば周囲の者は喜び、評価される。
 これだけ成果があったので、今後他地区でもパトロールが行なわれ、波及していくことに期待している。