経緯
平成16年設立、インターネットの食材市場に出店。
量販店の大型化や直売所の増加、農業者の減少や高齢化などにより、市場取扱量が全盛期の約65%まで落ち込む。打開策模索。
平成19年7月、特定法人賃付事業(青果業者は東海初)により農業参人。
取組当初
60aの畑にて「サラダクマネギ」栽培(冬季に出荷少ないため)。
市場の経験を活かし「市場にない野菜作付=高値販売可」をねらう。
「安全・安心」に対する消費者、バイヤーの要望強い。
「みえの安心食材表示制度」に登録。
小学校に収穫体験の場を提供。
関係機関・地域の協力の獲得
肥料会社・種苗会社の技術指導、地域の方々から畑のうね立てなどの作業協力受ける。
地域の高齢者を雇い、たまねぎの袋詰め作業をさせ、地域から高く評価される。
今後の展望
2年目はサトイモ、さやイングン、トウモロコシ、オクラ栽培予定。
また2ha追加し秋栽培のキャベツ、バレイショの重量野菜も予定。
将来は10ha目指す。軟弱野菜を検討、施設栽培に挑戦。
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伊勢山田卸売市場風景
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レクチャー受講
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特定法人貸付事業とは
※農地は、所有者の高齢化などで耕作放棄地になりそうな農地などでもよく、必ずしも耕作放棄地である必要はありません。
平成17年9月、農業経営基盤強化促進法の改正にともない、遊休農地や遊休農地となるおそれが相当程度存在する区域を市の基本構想に位置付けることにより(本市は川島土地改良区、貝家土地改良区)、全国で実施可能となりました。
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圃場全景(右の松並木の向こうにはすぐ伊勢湾がある) この圃場内の左部分は遊休農地から良好な畑へ復元させた一方、 右20aほどは水はけ悪く利用していない |
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辻井社長(右から2人目) からレクチャーをうける |
専務・常務から解説を聞く |
農業参入の経験から、 行政への要望が提示された |
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野菜を手に意見交換 |
質問する桂山芳治農業委員。 川島土地改良区で農商工連携 にてタマネギ栽培を計画中。 「お伊勢さん」のタマネギは 大好評で、引き多い |
ホウレンソウ出荷作業中。 パートで雇われている |
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農業参入したアイトム建設では、 新規参入の圃場の土質改善に課 題。高橋室員が辻井社長と熱心 に議論していた |
畑の土質の確認をする 高木農業委員と遠藤所長 |