設立趣意書
会則
運営の基本的な考え方
会員名簿

四日市農業再生アクション会議設立趣意書

 本来、農業は食糧供給という、国民生活の維持に不可欠の機能を果してきたところである。また、農業生産活動は、洪水防止、水源涵養、土壌浸食防止や保健休養機能などの多面的機能を有し、国土の維持保全に重要な役割を果してきたところである。
 しかしながら、近年産業としての農業は、以下にも述べるよう、大変厳しい状況にあり、農業がこれまで果してきた、様々な機能の維持が危惧される状況となっている。
 農業者の高齢化は、基幹的農業従事者に占める65歳以上の割合が50%を超えることからも明らかであり、この傾向は益々顕著になることが予測される。また、海外の低価格農産物の輸入増加等を要因として、国内農産物価格も低迷傾向にあり、農家の収益はとても満足されるものではない。農作業の厳しさに増して、低収入状況が後継者離れを加速させる中、国の米生産調整に伴う、転作支援も減額転換を図ろうとしており、兼業農家が94%にもなる四日市の農業の行く末は、この状況に迎合していては、その将来はないと言っても過言ではない。
 その結果は、多くの遊休農地を生み出すことになり、このことは、日本の食材を生産する大地の荒廃、また治水の重要な役割を果たす国土や自然環境の喪失にも繋がるものである。
 従って、私たちはこの状況を容認することなく、正面からこの問題に取り組もうとするものであり、これまでの生産者から発想する農業生産だけでなく、消費者側から見た農業生産の考え方を取り入れたり、これまでの農業者にだけ頼るものではなく、新たな農業参画者を広く求めたり、いろいろな角度から知恵を絞り、実行に移す、四日市の農業を再生させる集団づくりのため、「四日市農業再生アクション会議」を設立するものである。

 “一つ頭をひねれば色々な発想が生まれ、決して悲観すべきものではない。
  遊休農地の経営集約や収益性の高い農産物の開発などで、より高い採算性を求めればよい。
  農業をやめる人がいれば、農業を行う人を求めればよい。
  人と自然にやさしい農業生産の取組みを活用するシステムを求めればよい。
  生産者と消費者の相互理解に立った生産の仕組みを求めればよい。
  このような発想をもとにして、私たちは、四日市の農業を再生させます。”

平成16年2月12日

設立発起人  四日市市長    井上 哲夫

三重四日市農業協同組合   
代表理事組合長  寺尾  正

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四日市農業再生アクション会議会則

第1条(趣旨)
  農産物価格の低迷、農業従事者の高齢化や後継者不足が進むなど、四日市市の農業も難しい課題に直面している。しかし、四日市市民の食料は四日市市の農地から供給するという基本に立ち返り、担い手農業者の育成・確保や農地の有効利用をいかに推進していくべきかを、より広い視野で検討し、実践的に四日市農業の再生をめざすことを目的として、「四日市農業再生アクション会議」を設置する。

第2条(名称) 
  本会の名称は、「四日市農業再生アクション会議」(以下「会」という。)と称する。

第3条(会員)
  会員は、第1条の趣旨に賛同するものをもって構成する。
  
第4条(代表等)
  1.会には、代表及び代表代理をそれぞれ1名おく。
  2.代表は、会を代表し、その運営調整を任とする。
  3.代表は、会員の互選により、これを選出する。
  4.代表の任期は、1年間とする。
  5.代表代理は、代表が指名するものとし、代表にことある時、代表の任にあたる。

第5条(部会)
  1.会には、個別の案件を専門的に検討するため、以下の部会を置く。部会の構成員は、別途定める。
     水田農業部会
  2.必要に応じ部会を新設できるものとする。


第6条(事務局)
  1.事務局は、四日市市農水振興課及び三重四日市農業協同組合営農生活部とする。
  2.事務局は、代表の事務を補佐し、会の円滑な運営に努める。

第7条(経費)
  別途定める会費をもって、会の運営のための経費に充てるものとする。



 附則
  この会則は平成16年2月12日から施行する。

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(参考)

四日市農業再生アクション会議(以下「会議」という。)運営の基本的な考え方

1.会議の構成メンバーについては、会則で定めがあるが、この規定については、弾力的な運用を行い、排他的なものとしない。会議の内容等に応じ、会員以外の参加も拒まない。
2.会議の開催に関する事務的な事項(開催案内等)については、代表の指示の下、事務局が窓口となり、これを行なうが、会議の内容については、各会員がそれぞれの主体的な判断に基づき、四日市市の農業振興、農地の活用等に係るアイデア・計画について、実行に向けた課題の調整、具体的な取り組み方策の検討等を行い、さらにこれらのプランの実行については、適宜この会員やその関係者を組織化するなどして、会員及び賛同者において、パイロット的にかつ具体的に進める。
3.会議は、あくまで会員のそれぞれの自主的なビジネス判断に基づき行なわれるものであり、その対象が農業分野であるということ。会議の中では、メンバーとの情報交換等を通じて、各会員が考えるプランについて、多面的な検討を加えながらその計画を練り上げ、実行に移していくという想定である。
4.この会議を通じて、これまで結びつきがなかった団体や個人等との連携が生じ、農業関係の新たなビジネスチャンスを期待。
5.事務局は、必要に応じて、各委員への情報提供などの支援を行なう。また、必要に応じ関係行政機関や団体等へも支援を要請する。

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四日市農業再生アクション会議会員名簿(平成22年4月現在 敬称略 順不同)

会員氏名
摘 要
三重県中小企業家同友会
農林水産研究部会
吉田 修部会長
高橋義弘事務局長
黒野智子事務局員
アイトム建設株式会社 山下 晃代表取締役社長
橋本英治規格開発グループ係長
水沢茶農業協同組合 鎌田隆郎参事
四日市酪農業協同組合 近藤貞和代表理事組合長
三谷 年美 カモミールクラブ/Agriロマン四日市サルビア
清水 正美 認定農業者(茶)
加藤 勲 認定農業者(水稲)
矢島 正浩 NPO四日市農地活用協議会代表理事
海山 裕之 NPOコミレスネット代表
萩 悟 認定農業者(畜産)
金森 篤子 日印食品開発(有)代表取締役社長
上杉 弘文 グリーン・シニア・カレッジ塾長・認定農業者(施設野菜)
宇野 誠 NPOクロスポイント理事長
芳野 正英 NPOクロスポイント事務局長
九鬼産業株式会社 九鬼祥夫代表取締役会長
相馬信雄経理課長
三重四日市農業協同組合 山下昌美営農生活部長
四日市市農業委員会 谷口義顕農地部会
野呂重則農業振興部会長
四日市市 清水正司商工農水部長
野呂重則商工農水部次長
事務局 四日市市農水振興課 奥田 守農水振興課長
萩 久和農水振興課長補佐 
石田宗孝農水政策係長
古市一成農水政策係

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